手湿疹とは

手湿疹は、指先や手のひらの皮膚が赤くなる、かゆみが出る、ひび割れが出る、といった症状を持つ炎症の総称です。いわゆる「手荒れ」が、より進行してしまった状態とも言えます。
水仕事の多い主婦、理容師、美容師に多い皮膚トラブルで、主婦湿疹とも呼ばれます。

手湿疹の原因と症状

度重なる水仕事やアルコールによる手指消毒、様々な摩擦、刺激により皮膚表面のバリア機能が低下してしまうのが手湿疹の原因です。その結果、手の表面がカサカサしたり、かゆみを生じたり、炎症やひび割れが生じやすい状態となってしまいます。もともとアトピー性皮膚炎をお持ちの方だと、手湿疹を発症しやすいと言われています。

また、手にできる皮膚病には、症状が似ているだけで手湿疹ではない疾患がいくつかあります。異なる疾患の場合、当然ながら治療法なども変わってきますので、お気軽に医師にご相談ください。

手湿疹の治療法

診察によって手湿疹であると判断される場合は、保湿を中心とした治療を行うことになります。皮膚のバリア機能が低下してしまっていることが原因ですので、こまめに保湿剤を塗ることがまず第一の対策となります。

かゆみがひどい場合などには、ステロイド外用薬などを用いて炎症を抑える場合があります。傷ができている場合、膿んでいる場合などには、抗生物質が配合された外用薬を処方することもあります。

恵比寿皮膚科クリニックでは

経験豊富な医師とスタッフが丁寧に対応いたします。
手湿疹について、ご不明な点や聞いておきたいことなどがございましたら、お気軽にお申し付けください。
恵比寿近郊にお勤めされている方や学校に通われている方は、JR・日比谷線恵比寿駅より徒歩1分の恵比寿皮膚科クリニックにご来院ください。